熱帯雨林伐採について「ある国の選択」と題しての模擬大統領選
2人の大統領候補を演じる藤原氏と藤田氏。両者の演説を聞き、生徒はどちらの候補者の1票入れるか?
☆1人は革新派(経済優先) 国の経済を新しく立て直そうとする立候補者(藤原氏)
ゴムに頼るなんて、もう古い!皆さんもゴムがいかに安い商品か、知っているでしょう?ゴムなんていくら
生産しても、儲からないのです。
こんな経済を早く改善するために、私は外国の近代産業を我が国にたくさん誘致します。これで皆さんも働く
場所が増えて、豊かな生活ができますよ!!
☆1人は旧守派(環境優先派)今まで通りに国を運営していこうとする立候補者(藤田氏)
ゴムは我が国が築いてきた重要な産業です。しかもゴムは生活には欠かせないので、売れなくなることはあり
ません。近年では、世界中で地球環境の保護が叫ばれています。ゴムは樹液を採取するだけなので、熱帯雨林
伐採することはありません。こんな地球にやさしいゴム産業は、我が国の誇りなのです!!
生徒達が班に別れ検討会を始める、5分後に各班で話し合った結果をまとめ選ぶ候補を発表した。
結果は4人が革新派(経済優先)の候補者、29名が旧守派(環境優先)の候補者となった。
この結果どう受け止めれば良いのだろうか、「環境が大事」という社会的な宣伝文句をウケウリしているのだろ
うか、それとも実際に考えてそう思っているのだろうか。
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